スマホ料金は高い!!
スマホが登場してだいぶ経ち、昔は1万円以上が当たり前だった維持費が安いところだと2,000円以下にも抑えることができるようになりました。
しかし、依然としてキャリアショップで普通に契約していると結構費用が痛いんですよね。
ほとんど使う予定がなくても平気で5,000円以上もかかるんだよな…
ピョン太
現在は様々な格安SIM業者がしのぎを削って価格競争をしたおかげもあり、我々消費者が無理な負担をすることなく自分にあったものを選べるようになりました。
とは言え、いくら最適なプランが選べるとは言っても、それはある程度スマホの知識がある人だからこそ出来ること。
こういったデジタルの世界と無縁だった60代の母は、スマホを使えるようになるだけでも色々とご教授をしてようやく使えるように。
ケロ蔵
スマホに詳しい人が身近にいないと、なかなか踏ん切りがつかないんだよね~
今回は僕が母親に薦めた格安のサービスの1つ合理的シンプル290プランを契約した話をしていこうと思います。
目次
合理的シンプル290プランとは?
合理的シンプル290プランとは日本通信SIMが提供している格安SIMのサービスプランで、そのプラン名の通り最安290円でインターネットを利用できます。
基本料金が1GBのデータ通信で290円という他社のサービスと比べても格安を謳うだけの料金設定ですね。
最安で言えば1GB0円の楽天モバイルがあるけど、あれはちょっと特殊だからな。
ピョン太
1GB超過後は、1GB超えるごとに220円の追加費用がかかります。
2GB使った場合は290+220=510円という計算ですね。
よくある問題点として複数のプランがあって、それぞれの違いとかどちらがお得か?などを考えると、結局のところ今のままでいいか…という結論になってしまうことも。
例え安いプランを見つけたとしても定期契約の縛りがあったり、解約手数料がかかったりなど気づかないところで予想外の出費になってしまったり。
合理的シンプル290プランにも縛りはありますが、期間は翌月末と短い間なのでそこまで気にする必要はないでしょう。
なぜ合理的シンプル290プランを薦めたのか?
すべての格安SIM業者を調べたわけではありませんが、それでも合理的シンプル290プランを選んだのには理由があります。
- 毎月の利用料を極限まで抑えたかった
- データ通信はほとんど使わない
- かけ放題のオプションがある
毎月のコストを安く済ませたい
特に毎月の費用はdocomoだと結構高く、データ通信1GBとかけ放題や補償サービスを含めると軽く5,000円以上もかかってました。
特別に裕福というわけではないため、この月額利用料を抑える目的もあって格安SIM業者を探していたんですね。
合理的シンプル290プランだと最安290円で利用でき、かけ放題に加入しても1GB+かけ放題で1,890円と2,000円以下に抑えることが出来ます。
毎月3,000円以上も節約でき、年間にすると36,000円近くも出費を減らせました。
ケロ蔵
「こんなに安くなるの!?」って喜んでたよ!
過去の利用履歴から1GB未満で収まっている
母はスマホの使い道として
- 電話
- SMS(ショートメール)
- 電子メール
- LINE
- 軽いネットブラウジング
とそこまで深い使い方はしていません。
そして、自宅ではWi-Fiがつながっているので、1GB未満で事足りるというわけですね。
youtubeも普段から見ないし、ネットブラウジングも知りたい情報があればその都度検索する程度。
docomo契約時も1GBを超えるケースはなかったため、~1GB290円の合理的シンプル290プランでも問題なしと判断しました。
ケロ蔵
そんなに使わないなら、わざわざ高いお金を払う必要はないからね。
かけ放題のサービスがあったから
格安SIMでは珍しい時間無制限のかけ放題サービスがあるのは嬉しい誤算でした。
大抵の格安SIM業者は1回あたり10分間無料とか、60分/月の通話無料など一部制約があったりと完全なかけ放題というのが少なかったんですね。
いまではLINEで通話していることも多いのですが、それでも会社の従業員相手だと音声通話を使う機会が多かったりします。
なので長話になるリスクも考え、かけ放題がどうしても必要だったのです。
日本通信SIMには標準の通話アプリでかけ放題が使えると知ったので、この部分も決め手の1つになったと思います。
契約前に手こずった問題点
慣れていればそこまで苦労することのないSIM乗り換えですが、実はいくつか壁があったりしました。
なぜならスマホを管理しているのは自分ではないから。
しかも母はスマホそのものにあまり詳しくないので、色々とした準備していたりもしていたり。
やはり簡単にはいかないのでしょう。
使用中のスマホに対応しているかどうか
あまりにも古い機種だと対応していない場合もありますので、契約前に所有しているスマホの動作確認がされているかチェックしておいた方がよさそうです。
ケロ蔵
Androidだと種類がたくさんありすぎて、実際に使ってみるまで動作保証ができないのは辛いところだね。
幸運なことに母が契約していたdocomoで買ったスマホはSIMロックを解除しなくてもそのまま使える機種だったので、その点は問題なく対処することはできました。
クレジットカード未所持【重要!】
格安SIMの契約をする際、支払い方法をクレジットカードしか選べないという欠点があります。
すでにクレカを所有している人であればそこまで苦労しませんが、残念ながら母は現金主義なため入会特典目的で申し込んだクレカは既に解約済み…
60代の短時間パートで、クレカの使用履歴がないスーパーホワイトがクレカを1枚作るだけでもかなり大変でした。
ケロ蔵
審査が緩いと言われている『楽天カード』すら審査落ちしてしまったんだ…
ということで最終手段として仕事の関係で普段から利用しているコスモ石油が発行しているコスモ・ザ・カード・オーパスを申し込んでみることに。
これでダメだったら諦めるしかないな。
ピョン太
待つこと1週間、なんとか審査が通りクレジットカードが届きました!
現金主義の方も、クレカの1枚は最低限持っていた方が後で苦労することはないので、早めに作っておいた方がいいかもしれませんね。
各種アカウントのIDとパスワードの洗い出し
docomoから日本通信SIMに切り替える際、MNPによる乗り換えをするので、IDとパスワードを用意する必要があります。
それ以外のもGメールを使うためにGoogleアカウントのIDとパスワードが必要ですね。
事前に必要な情報をメモしていたので、そこまで苦労することはありませんでしたが、なにも書き留めずに忘れてしまったらかなり手間取っていたと思います。
Chromeにあるパスワードの自動入力機能は使わなかったのか?
ピョン太
ケロ蔵
うん。母さんはそういう機能があることを知らないから、手帳に書き留めていたよ。
通信回線の切り替えが無事完了!
どれだけ料金が変わったかというと…
- 基本使用料→¥2,480
- かけ放題→¥1,700
- オプション→¥722
(ケータイ補償サービス 他) - 合計→5,392円(税込)
- 基本使用料→¥290
- かけ放題→¥1,600
- 合計→¥1,890(税込)
この差が約3,500円!!
毎月これだけの通信料が節約することが出来ました。
もちろんキャリア回線の方が通信が安定するというメリットもありますが、日本通信はドコモ回線を借りて使用しているため、安定性で言えばそこまで差はありません。
通信速度に違いがあるというのも理解しています。
でも、普段から電話やメール・LINEくらいしか使わないライトユーザーであれば、そこまで高速通信にこだわりはないため、別に問題ないと考えました。
契約する前に注意しておくべき点
ここまでいいことばかり書いてきましたが、価格の安さには裏があるもの。
低価格だからといって安易に飛びつくと、後悔しかねない点があるのも事実。
格安SIMがメリットばかりだったら、スマホ利用者全員が乗り換えるだろうな。
ピョン太
ギガを使いすぎると逆に割高になるケースも
基本料金が290円と他のサービスに比べて安いとはいっても、それはあくまでデータ通信をあまり利用しないライトユーザーの場合。
1GB超えるごとに220円が加算されるので、10GB手前まで使った場合は合計で2,270円。
10GBの料金表を他のサービスと比較すると安さのメリットは無くなります。
たとえ上限設定を低く設定していたとしても、使えないままというわけにもいかないので、上限を上げるしかないんですよね。
最初から大容量の通信を想定しているのであれば、もっとコスパが良い格安SIM業者はあるので、他のサービスにも目を向けて実際に比べるくらいの事をしておきましょう。
トラブルはネットで調べて解決
身近にスマホの契約に詳しい人がいればいいのですが、人に聞かないと理解できない方は格安SIMそのものは自身で解決しないとならない場合もあります。
中には店を構えているケースもありますが、日本通信SIMはそのような店はありません。
価格を考えると当然といえば当然ですが…
ケロ蔵
キャリアの基本料金が高いのも、店頭でのサポートを受けられるというのも込みで考える必要があるね。
誤解がないように追記しておきますが、日本通信SIMではチャットによるサポートが用意されているため、わからないことがあれば気軽に問い合わせてみましょう。